マジ?武豊騎手、過去5年間の年収はルメールよりも…!?
日本の競馬を代表する騎手である武豊さんの年収や成績をまとめた記事です。
この記事を読んでわかること
・波乱!?武豊騎手の2018年の年収とは!
・武豊騎手が得意なレースとは!?勝率は?
・悲報…!2018年ナンバーワンC.ルメール騎手との年収差
騎手は賞金のほか、厩舎(きゅうしゃ)所属であれば給料ももらえます。
ちなみに武豊騎手はフリーの騎手となりますので、
お給料はもらっていません。
無名の選手とはちがい、有名騎手ともなれば騎乗依頼も多いため
フリー騎手であっても高額年収となります。
まずは騎手の基本的な収入元となる要素や
賞金額の取り分(配分)はどのくらいあるのか見ていきましょう。
ショック!稼げる騎手と稼げない騎手の年収差とは!?
騎手の平均年収は約1000万円と言われていますが、
厩舎所属の有無や
活躍の度合いによって個人差も大きいです。
とはいえ、一部の稼げない騎手とされるクラスでも年収500万円前後、
一般的には年収5000万円前後と言われており、
高収入であることは間違いありません。
騎手の収入については、賞金手当だけではなく、
主に以下の3大要素があります。
騎手の収入となる3大要素
(1)騎乗手当
1レースごとに、馬に乗ることでもらう収入。G1、重賞、平地レースによって変わる。
(2)賞金(進上金ともいう)
5着以内に入ることで賞金の5%が収入になる。(障害レースは7%)
(3)騎乗奨励手当
1レースごとに15500円
※馬主の場合は、8着以内(重賞は10着以内)でもらえる「出走奨励金」、
特定のG1およびG2レースで11着以下でももらえる「特別出走奨励金」、
レースに参加することでもらえる「特別出走手当」などがあります。
非現実!?騎手年収を時給換算した結果は!?
例として「ジャパンカップで優勝」となった場合、
騎乗手当63000円+騎乗奨励手当15500円+賞金1250万円(1着2億5000万円の5%として)
が騎手の収入となります。
レーススタート後に騎乗している時間は
およそ3分前後となるため、
仮に時給換算してみると
なんと2億5000万円という高額に!
また、有名騎手になれば、上記のほかCMなどのテレビ出演や講演、
イベント、書籍出版などのさまざまな収入も見込めるようになります。
2018年賞金獲得ランキング!武豊騎手は何位?
2018年の武豊騎手の成績と年収をまとめました。
リーディングジョッキーランキングでは2017年同様10位となっています。
残念ながらトップ10では最下位の10位となりますが、
それでも合計の賞金額は18億円越え!
賞金合計額のほか、テレビ出演やCM出演料など
を合わせればさらに高額年収となります。
2018年の武豊騎手の成績と年収 | |
---|---|
総騎乗数 | 1108回 |
勝利数合計 | 152回 |
勝率 | 0.137 |
2018年獲得賞金 | 18億3,043万円 |
2018年順位 | 10位 |
重賞よりも…〇〇レース?武豊騎手が得意なレースとは?
ちなみにレースごとの勝率も以下にまとめました。
特別競走での勝率が高いことがわかります。
一般競走と違って、特別登録を必要とする競走。特別競走には、現在の中央競馬ではすべてレース名がつけられている。
また重賞競走も特別競走のなかに含まれる。
(出典:特別競走とは何? Weblio辞書)
2018年 武豊騎手レース別勝率 | |||
---|---|---|---|
出走 | 1着 | 勝率 | |
重賞 | 62回 | 8回 | 0.129 |
特別 | 161回 | 25回 | 0.155 |
平場 | 331回 | 43回 | 0.13 |
芝 | 339回 | 46回 | 0.136 |
ダート | 215回 | 30回 | 0.14 |
また、過去10年間の武豊騎手の獲得賞金トップ3を見てみると、
ウオッカ、キズナ、コパノリッキーなど
人気の高い馬が華々しく活躍しています。
下の表にはありませんが、
北島三郎さんが馬主の「キタサンブラック」は有名。
2016年、2017年ともに武豊騎手の代表馬として活躍しました。
武豊騎手過去10年の獲得賞金トップ3(と代表馬) | ||
---|---|---|
2009年 | 27億1,432万円 | ウオッカ |
2013年 | 23億0,023万円 | キズナ |
2015年 | 22億0,912万円 | コパノリッキー |
何倍差!?ルメール騎手vs武豊騎手、過去5年間年収比較!
2018年リーディングジョッキーランキング【1位ルメール騎手】と、
武豊騎手の過去5年間年収をまとめました。
2014年ではルメール騎手はまだ登録されておりませんので、
2015年以降の比較となります。
ルメール騎手は登場以来、
右肩上がりに獲得賞金を伸ばしています。
一方、武豊騎手は2018年に、
約10億円ダウンという結果になりました。
2018年の勝率では、ルメール騎手が0.278に対し、
武豊騎手が0.137と約半分の勝率となっています。
賞金額の差としては、
ルメール騎手が約2.5倍引き離した結果です。
ルメールの騎乗と年収まとめ ()内はその年の代表馬 | |||
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武豊騎手 | ルメール騎手 | 獲得賞金差 | |
2018年 | 18億3,043万円(マテラスカイ) | 46億6,023万円(アーモンドアイ) | 28億2,980万円 |
2017年 | 27億0,887万円(キタサンブラック) | 41億4,622万円(レイデオロ) | 14億3,735万円 |
2016年 | 23億3,211万円(キタサンブラック) | 40億4,074万円(サトノダイヤモンド) | 17億0,863万円 |
2015年 | 22億0,912万円(コパノリッキー) | 22億3,069万円(ノンコノユメ) | 2,157万円 |
2014年 | 19億5,250万円(ワンダーアキュート) | 登録なし | --- |
各騎手ともに代表馬は競馬ファンお馴染のメンツが並び華やか!
今後のレースも楽しみですね。