ジャパンカップ大研究!代表レースの意外なレコードとは?

ジャパンカップ大研究!代表レースの意外なレコードとは?

 

ジャパンカップは日本で初のGTレースであり、
東京競馬場では1年を締めくくる大切なレースでもあります。

 

また、日本で開催される国際レースで最高峰のレースといえば
ジャパンカップではないでしょうか。

 

この記事を読んでわかること

・契約更新!日本初のGTレースはスポンサーもビッグだった!?
・知らないとマズい!2018年のジャパンカップレコードが〇〇レコードにも!?
・気になる最速馬の落札額は?2000%超えの回収率とは?


ジャパンカップの正式名称がやけに長ったらしい理由は?

 

2014年以降、ジャパンカップのスポンサーといえば
世界的に有名な時計メーカー「ロンジン」ですね。

 

2018年もJRAとの契約更新が済んでいます。

 

このため、私たちは普段ジャパンカップといっているこのレース、
正式名称は「ジャパン・オータム・インターナショナル ロンジン賞 第○回ジャパンカップ」といいます。

 

ちょっと長い気も…(^^;)
1着の獲得賞金は3億円で、有馬記念と並ぶ高額賞金となります。

 

ジャパンカップ 有馬記念 東京優駿(日本ダービー)
1着 3億円 3億円 2億円
2着 1億2,000万円 1億2,000万円 8,000万円
3着 7,500万円 7,500万円 5,000万円
4着 4,500万円 4,500万円 3,000万円
5着 3,000万円 3,000万円 2,000万円

※2018年の獲得賞金

 

日本ダービーもビッグレースなのですが、
3つのレースを比較してみると低めの設定になっていますね。

 

ちなみに、世界の競馬界における賞金のナンバーワンは
ドバイワールドカップの約7億9200万円(720万ドル)となります。
※2019年時点

 


最速馬のレコードは?ジャパンカップにとどまらず、あの〇〇レコードにも!!

ジャパンC(G1)過去10年 タイム
天候 馬場状態 頭数 タイム 馬名 騎手
2018年 14 02:20.6 アーモンドアイ ルメール
2017年 17 02:23.7 シュヴァルグラン ボウマン
2016年 小雨 17 02:25.8 キタサンブラック 武豊
2015年 18 02:24.7 ショウナンパンドラ 池添謙一
2014年 18 02:23.1 エピファネイア スミヨン
2013年 17 02:26.1 ジェンティルドンナ ムーア
2012年 17 02:23.1 ジェンティルドンナ 岩田康誠
2011年 16 02:24.2 ブエナビスタ 岩田康誠
2010年 18 02:25.2 ローズキングダム 武豊
2009年 18 02:22.4 ウオッカ ルメール

 

過去10年データから、2018年のアーモンドアイ
2分20秒6がダントツのレコードとなっています。
ほかの年のタイムと比較しても圧倒的な早さです。

 

しかし2018年はアーモンドアイのほか、
名わき役がおりました。

 

それは2着キセキです。タイムは2分20秒9!

 

ちなみに3着スワーヴリチャードのタイムは
タイムは2分21秒5でした。

 

アーモンドアイの出したレコードは、
ジャパンカップのレースレコードにとどまらず
「芝2400mのレコード(JRA)」でもあり、
「芝2400mのレコード(ワールド)」ともなりました。

 


2000%を超える回収率!?恐るべき牝馬が魅せるワールドワイドな記録とは?

 

アーモンドアイの国内GTレースの勝利数は4回。
最も多かったのは国内GTレース勝利数7回のはキタサンブラックです。
(データ:wikipedia)

 

アーモンドアイは桜花賞、オークス、秋華賞と牝馬三冠を果たしたあと、
ジャパンカップでは世界レコードを作るというスゴ馬。

 

さらに2019年ドバイターフで勝利を飾りました。
競馬史にその名を刻んだ輝かしい栄光の牝馬となりました。

 

凱旋門賞が楽しみです。

 

アーモンドアイの馬主ははシルクレーシングで、
募集額3,000万円、1口6万円(500口)で募集されました。

 

2018年3月時点で回収率は2400%を超えています。
(データ:netkeiba)

 

ドバイターフの賞金を加えたらさいらに高い回収率になりますね。