出遅れ頻出枠!?有馬記念過去35年の出走馬検証!

出遅れ頻出枠!?有馬記念過去35年の出走馬検証!

 

過去35年の有馬記念における
スタート出遅れをまとめてみました。

 

個人的好奇心による
マニアちっくな情報となります(^_^;)

 

この記事を読んでわかること

・有馬記念過去35徹底調査!大きく出遅れたのは…?
・知らないと危険かも!?出遅れる馬でも人気が落ちない秘密とは!?
・出遅れ馬の回収率は?


レア度高め!?過去35年の有馬記念におけるスタート出遅れまとめました!

 

このデータはJRA公式サイトの有馬記念動画を視聴して
出遅れをチェックしたものです。

 

過去35年の有馬記念におけるスタート出遅れのまとめ
馬番 馬名 出遅れ状況 頭数 結果
2016年 3 ムスカテール 少し出遅れ 16 14
2014年 6 メイショウマンボ ややダッシュ不足 16 15
2012年 9 ルーラシップ 引退レースで大きく出遅れ 16 3
2010年 12 ドリームジャーニー ダッシュ不足 15 13
2009年 9 ドリームジャーニー ダッシュ不足。最後方からの勝利 15 1
2006年 6 スイープトウショウ ダッシュ不足 14 10
2001年 3 ホットシークレット ダッシュ不足 13 13
1999年 1 ナリタトップロード ダッシュ不足 14 7
1997年 4 ローゼンカバリー ダッシュ不足 16 4
1996年 5 ヒシアマゾン ダッシュ不足 14 5
1990年 10 ミスターシクレノン ややダッシュ不足 16 8
1988年 5 サッカーボーイ 少し出遅れ 12 3
1984年 7 メジロシートン 少し出遅れ 11 9

※掲載のない年は目立った出遅れなく、綺麗なスタートの年となります。


1頭だけ大きな出遅れ!!歴代の有馬記念で一番出遅れたのはどの馬?

 

有馬記念35年中、大きく出遅れたのはただ一頭のみでした。
それが、2012年の2番人気ルーラーシップです。

 

このレースは、ルーラーシップにとって引退となる
大切なレースだっただけに、ファンにとっても痛恨の出遅れでした。

 

スタート直後、立ち上がった状態で
出遅れてしまったルーラーシップでしたが、
1番人気のゴールドシップもまた後方をキープ

 

まるでルーラーシップを先導しているかのように、
2頭が共になって走る姿が印象的でした。

 

その他レースで、少しの出遅れや、
ダッシュ不足を思わせるレースはあったものの、
ルーラーシップほど目立った出遅れはありませんでした。


それでも勝利した!2年連続のダッシュ不足の馬とは!?

 

ルーラーシップほど大きな出遅れ選手は
ありませんでしたが、

 

あえて言うならば2009年、2010年と続けて
ダッシュ不足となったのがドリームジャーニーです。

 

しかし2009年の有馬記念では
最後方からの追い上げで勝利し、ファンを賑わせました。

 

翌年2010年ではスタートのダッシュ不足のまま
後方から抜けることなく13着の結果となっています。

 

前年に期待してドリームジャーニーで勝負した人は
残念な結果となりました。

 

枠や馬番に注目した場合でも、
頻出枠や馬番などの共通点は特に見られませんでした。


ちょっと待って!出遅れる馬は回収率が悪いって本当!?

 

出遅れる馬は回収率が悪いのでしょうか?

 

ゴールドシップやルーラーシップのように、
人気の高い馬でも出遅れ癖のある馬がいます。

 

レースに出遅れることで不利になる点は
「タイム」と「位置取り」です。

 

この2点は勝敗に大きく影響する点なので、
やはり出遅れるということ自体、

 

「ああ、終わった…」

 

という気持ちになることは否めません。

 

出遅れることで良い位置が取れず、
後方から大外をブンまわして勝利できるかどうか
能力の高い馬であってもイチバチ的予想になってしまいます。


期待しちゃう人気馬!出遅れ癖がある馬でも人気が高ければ狙い目?

 

出遅れ癖がある馬でも人気が高ければ狙い目かどうか?

 

出遅れ癖があっても人気の高い馬は、
このような「能力による期待値」だけでなく
「馬の魅力」も含まれているところがポイントだったりします。

 

例えば、2012年ゴールドシップのように
後方から派手に抜いてゴールする
というスタイルは人気になりやすい傾向です。

 

馬自体に魅力があり、ファンが多く、
人気が下がらないということはよくあることです。

 

通常の予想に比べ、
出遅れ癖のある馬が人気の場合
このようなことも注意してみてください。