明日からあなたも馬主!?馬主になるために必要な絶対条件とは?

明日からあなたも馬主!?馬主になるために必要な絶対条件とは?

 

北島三郎さん、大魔神こと佐々木 主浩さんや
最近ではロンブーの淳さんなど…!

 

個人馬主としても活躍されている
有名人がたくさんいらっしゃいます。

 

馬主といえば相当の資金力が必要なのでは?
というイメージですが、実際にはどうなんでしょうか?

 

この記事を読んでわかること

・誰が一番多くもらえる?個人馬主がもらえる賞金の割合は?
・精神疾患もダメ?馬主資格を得るために必要な条件とは?
・あなたにも出来る!低コストで出資できる馬主の種類は?


基本クリアでしょ?!馬主になるための必要条件は!?

 

馬主になるための審査基準は、
資産的な基準の他にも結構いろいろとあります。

 

現状が破産者の人のほか、
「成年被後見人、被保佐人」といった精神に障害がある人や、
通常の判断が難しい人も審査基準に該当しません。

 

普通に暮らしていれば当てはまることは無さそうですが、
過去に禁錮(きんこ)以上の刑があったり、
暴力団に関係したりという人もダメです。

 

また、競馬関係者は馬主にはなれません。

 

ざっくりまとめるとすれば、
一般的な社会性と資産的余裕があり、かつ、
競馬関係者じゃない人は基本大丈夫です。


個人馬主の割合は?意外に多い馬主の種類とは?

 

個人馬主の割合は、馬主全体の85%ほどとなります。

 

ですので、一般的に馬主と言えば
「個人馬主」ということになります。

 

とはいえ、「馬主」には個人馬主以外にも
いろいろな種類があります。

 

大きく分けると【個人】【組合】【法人】の3種類です。

 

JRA公式サイトには、
馬主になるための資産的な条件が細かく書いてありますが、
私たちが検討するとき「個人馬主」または
「一口馬主」のどちらかの選択になるでしょう。

 

でも残念なことに「一口馬主」は
正式な馬主資格には該当ません。

 

なので、馬主になりたい場合は
個人馬主を検討する訳です。


やっぱり馬主は金持ちじゃなきゃなれない?庶民に残された選択は?

 

一口馬主が正式な馬主資格からといって、
簡単に「個人馬主」になれるか…というと、うーんです。

 

個人馬主に必要な条件は、
所得額なら2年連続1700万円です。

 

会社なら役員以上でないとまずムリですね。

 

加えて資産が7500万円以上必要になります。

 

高額所得者ならそれほど難しい額では無さそうですが
一般的にはどうなんでしょう!?
少なくとも私は持っていません(^_^;)

 

やっぱりお金持ちじゃないと馬主になれないのか、
…と、諦めてしまいたくなるうような数字です。


2年連続1700万円!?馬主になるために必要な所得額と資産とは?

 

馬主になるために必要な所得額と資産は
どれほど必要なのでしょうか?

 

中央競馬の馬主に必要な所得と資産
種類 所得額(2年連続) 資産
個人馬主 1700万円以上 7500万円以上
軽種馬生産個人馬主 1100万円以上 問わない
本邦外居住者個人馬主 1700万円以上 7500万円以上
法人馬主 1700万円以上 7500万円以上
軽種馬生産法人馬主(法人代表者) 1100万円以上 問わない
組合馬主 900万円以上 1000万円以上

 

上記は所得や資産の条件で、馬主になるための条件は他にもあります。

 

先にも記載しましたが、一口馬主は正式な馬主資格を持ちません。

 

分配された賞金を貰えるポジションにとどまります。

 

また、調教師、騎手、調教助手、騎手候補者、
厩務員といった競馬関係者も馬主として登録できません。

 


馬主が貰える賞金はいかほど?賞金分配の割合と貰える人はだれ?

 

馬主が貰える賞金は、
賞金額の80%が馬主の取り分になります。

 

残りの5%ずつが騎手と厩務員、
10%は調教師の取り分となります。

 

一口馬主の場合は、口数や出資額に応じて
分配された内容をもらうことになります。

 

個人馬主の条件を見ると、
かなりお金持ちでないとクリアできません。

 

馬主条件を満たしたうえで馬に出資できる方たちが
85%を占めるというのは、すごいことです。

 

馬主と言えば「関口房朗(せきぐちふさろう)」さん
のようなマフィアのボス?
的な風貌をイメージしてしまいがちです。(私だけ?)

 

絵にかいたような「成功者」「実業家」「力のある人」
とも思えるフサローさん。

 

これほどのレベルまで到達した大物が
「個人馬主」というポジションを許されるのかも知れません。


やってみたい!!馬主になるとできる、嬉しいメリットとは?

 

馬主になることで得るうれしい特権がいくつかあります。

 

馬主になるとできること

・馬の名前が決められる
・勝負服を決められる
・賞金がもらえる
・トレセンに出入りできる
・馬主席に入場できる(必ず正装)
・表彰式に招待される(結果を出せば)

※一口馬主の場合、賞金の分配受取のみ。

 

馬主になることで「馬の名前」が決められるだけでなく、
「勝負服」のデザインも決められます。

 

もちろん馬の名前も決められます。

 

これまで出走している馬の名前をを見ていると、
お金をかけて馬主になった割には、ふざけた名前も多いですよね。

 

でもそんな面白さや、ユルさが
娯楽としての大切な要素かもしれないです。

 

馬主席には正装で参加することが条件となります。
タキシードやドレスなどのいわゆる
ドレスコードがあるわけです。

 

日本人は外国人に比べ、正装する機会が少ないですが、
みなさん予想以上にカッコよく着こなしています。


馬の出資金だけじゃダメ!?一口馬主のいろいろは費用とは?

 

一口馬主は馬に出資する費用のほかにも、お金がかかります。

 

・クラブ入会費
・クラブ会費
・馬の維持費(出資口数分)
・馬の保険(出資口数分)

 

一口馬主であれば、庶民でもなんとか手が届く感じですが、
それでもそれなりの費用がかなり掛かってきます。

 

パートナーシップを継続するには、
出資金以外の費用を予算に入れたとき、
無理の無い経費になっているかどうか検討します。

 

馬に出資することで一口馬主として
賞金の受取資格を持ちますが、

 

出資した馬が必ず結果を出してくれるか
約束されません。

 

自分で選んだ馬に対して、
愛情を持って最後まで成長を見届ける気持ちが大切ですよね!